ふ‐きょう【不孝】
[名・形動ナリ] 1 「ふこう(不孝)」に同じ。「—なるは仏の道にもいみじくこそ言ひたれ」〈源・蛍〉 2 律の八虐の一。祖父母や父母を訴えたりののしったりする罪。 3 中世、父母がその子を勘当す...
ほう‐だい【放題/傍題】
[名・形動ナリ] 1 常軌を逸していること。自由勝手にふるまうこと。また、そのさま。放埒(ほうらつ)。「蹲(つくば)ふかと思へばやがて行ずるは—なことぞ」〈百丈清規抄・四〉 2 育ちや品位などが...
ほうが‐こうしん【萌芽更新】
樹林を人為的に更新する方法の一つ。樹木を伐採し、その切り株や木の根元から伸びた萌芽が生長し、やがて新たな樹林を構成する。日本では昭和30年代半ば頃まで、この方法による薪炭林の維持管理が広く行われ...
ふくじゅ‐そう【福寿草】
キンポウゲ科の多年草。北地に多く、高さ10〜20センチ。早春、黄色い花を1個開き、やがて茎が伸び、羽状に細かく切れ込む複葉を互生する。盆栽にして正月の飾り物とする。根は強心薬になる。元日草。こと...
フェードル【(フランス)Phèdre】
ラシーヌによる悲劇。1677年発表。5幕韻文。アテネ王テゼの後妻フェードルが、義理の息子への恋心から、やがて自らの運命を狂わせてゆくさまを描く。作者最後の世俗劇。
待(ま)てば甘露(かんろ)の日和(ひより)あり
待っていれば、甘露が降ってくるような日和もある。あせらずにじっくりと待っていれば、やがてよい機会がめぐってくる。
ビッグ‐フリーズ【Big Freeze】
宇宙終焉(しゅうえん)のシナリオの一つ。ビッグバン以降、宇宙は膨張を続けているが、その平均密度がある臨界密度より小さい開いた宇宙の場合、永遠に膨張を続ける。その過程で、星形成が停止し、ブラックホ...
人(ひと)を思(おも)うは身(み)を思(おも)う
他人に情けをかければ、やがて報いられて自分のためになる。情けは人のためならず。
ビッグ‐リップ【Big Rip】
《ripは英語で「引き裂く」の意》宇宙終焉(しゅうえん)のシナリオの一つ。ビッグバン以降、宇宙は膨張を続けているが、その平均密度がある臨界密度より小さい開いた宇宙の場合、永遠に膨張を続ける。20...
人事(ひとごと)でな・い
他人事だとのんきに思ってはいられない。やがて自分の上にもふりかかってくるかもしれない。「—・い老年問題」