やき‐いい【焼き飯】
表面を焼いたにぎりめし。やきむすび。「重菓子入れに—」〈浮・五人女・二〉
やき‐いし【焼(き)石】
軽石・蛇紋石などを焼いて布や綿に包み、懐中に入れて身体を温めるもの。保温、病気の治療などに用いる。温石(おんじゃく)。
やき‐いも【焼(き)芋】
焼いたサツマイモ。壺(つぼ)焼き・石焼きなどにする。《季 冬》「—を食ふ行商の襟見せて/湘子」
やき‐いれ【焼(き)入れ】
鋼の硬度を高めるために高温に加熱してから、水や油などに入れて急激に冷却する操作。
やきいれ‐ろ【焼(き)入れ炉】
金属材料の焼き入れを行うための炉。石炭・重油・ガス・電気などを熱源とする。
やき‐いろ【焼(き)色】
焼いたときに表面につく色。「ステーキに—をつける」「—の美しい陶器」
やき‐いん【焼(き)印】
火で熱して物に押し当てて焼き跡をつけるための金属性の印。また、それで押したしるし。焼き判。やきじるし。烙印(らくいん)。