やまとひめのみことせいき【倭姫命世記】
神道五部書の一。1巻。神護景雲2年(768)禰宜(ねぎ)五月麻呂(さつきまろ)の撰と伝えるが、建治・弘安(1275〜1288)のころ、伊勢外宮の神官の渡会行忠(わたらいゆきただ)の撰になったもの...
やまと‐ひょうぐ【大和表具】
日本で発達した最も一般的な表具の形式。一文字・風帯・中縁(ちゅうべり)・上下から構成され、風帯は一文字と共裂(ともぎれ)にするか中縁と共裂にするかによって、一文字風帯・中風帯とよびわける。大和表装。
やまと‐ひょうそう【大和表装】
⇒大和表具
やまと‐ぶえ【大和笛】
神楽笛(かぐらぶえ)の異称。
やまと‐ぶき【大和葺き】
板葺きの一。板を1枚おきに上下に張り、その端を少し重ねて葺くもの。
やまと‐ぶみ【大和文】
日本語で書かれた文。和文。 「日本書紀」の異称。〈運歩色葉〉
やまと‐ぶろ【大和風炉】
粗末な土製の風炉。一般に鉢形で、火鉢にも用いる。
やまと‐べい【大和塀】
1 杉の皮を縦に張り、竹の押縁(おしぶち)で押さえた塀。数寄屋などの庭に用いる。 2 板を大和打ちにした塀。
やまとほんぞう【大和本草】
江戸中期の本草書。16巻、付録2巻、諸品図3巻。貝原益軒著。宝永5年(1708)成立。「本草綱目」所収のもの772種に日本特産品や西洋渡来品などを加え、計1362種について分類・解説してある。
やまと‐まい【大和舞/倭舞】
1 日本固有の歌舞の一。大和地方の風俗歌舞で、礼拝を舞踊化したもの。鎮魂祭や大嘗祭(だいじょうさい)などに行われる。現在は舞人四人。大和歌に合わせて舞う。都舞。 2 神楽の一種で、1に由来した祭...