やりつ【耶律】
契丹(きったん)族の姓の一。
やりつ‐あぼき【耶律阿保機】
[872〜926]中国、遼(りょう)の初代皇帝。在位916〜926。廟号(びょうごう)は太祖。唐末の907年、契丹八部を統一してハン位につき、のち皇帝となった。しばしば長城を越えて華北に侵入。西...
やり‐つかい【槍使い】
槍を巧みに使うこと。また、その人。
やり‐つく・す【遣り尽(く)す】
[動サ五(四)]残らずやってしまう。「やるべきことは—・した」
やり‐つ・ける【遣り付ける】
[動カ下一][文]やりつ・く[カ下二] 1 いつもするのに慣れている。しなれている。「病人の世話は—・けている」 2 うちまかす。やっつける。「若し間違ったら是れで—・けるのだ」〈鉄腸・花間鶯〉...
やりつ‐そざい【耶律楚材】
[1190〜1244]モンゴル帝国初期の功臣。字(あざな)は晋卿(しんけい)。諡(おくりな)は文正。契丹族に属し、遼(りょう)の王族の子孫。金に仕えたが、チンギス=ハンに降って政治顧問となり、オ...
やりつ‐たいせき【耶律大石】
[?〜1143]カラキタイ(西遼)の初代皇帝。在位1132〜1143。字(あざな)は重徳。廟号(びょうごう)は徳宗。遼の王族の出身。遼が金の攻撃を受けると外モンゴルに逃れ、のち西進して制圧、11...