結綿（ゆいわた）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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ゆい‐わた〔ゆひ‐〕【結綿】
の解説

１数枚重ねた真綿 (まわた) の中央を結び束ねたもの。祝い物に用いる。

２島田髷 (しまだまげ) の一。髷の幅を広くし、その中央に鹿の子絞りなどの手絡 (てがら) をかけて結ぶもの。未婚女性の髪形。結綿島田。

３紋所の名。1を図案化したもの。

４日本建築で、大瓶束 (たいへいづか) の下端の虹梁 (こうりょう) を挟む部分。また、そこに施された1のような形の装飾彫刻。懸魚 (げぎょ) ・勾欄・親柱などに施された同様な形の繰り形にもいう。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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結綿の前後の言葉

結綿の例文(3)

出典：青空文庫

･･･は、形も崩れぬ美しい結綿の島田髷。身を投げて程も無いか、花が･･･泉鏡花「葛飾砂子」
･･･日向に、若木の藤が、結綿の切をうつむけたように優しく咲き、屋根に･･･泉鏡花「半島一奇抄」
･･･でな下町作りで、頭は結綿にモール細工の前まえざし、羽織はなしで友･･･小栗風葉「深川女房」

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