ゆ‐まき【湯巻(き)】
1 古代・中世、貴人の入浴に奉仕する女官が、湯にぬれるのを防ぐために衣服の上から腰に巻いた裳(も)の一種。多くは白い生絹(すずし)を用い、のちには模様のあるものも用いた。いまき。 2 入浴の際に...
ゆ‐まく【油膜】
水や物体の表面にできる油の膜。
ユマニスト【(フランス)humaniste】
15〜16世紀のルネサンス期に、ギリシャ・ローマの古典の研究を通して、広く人間研究を目指した人たち。人間的なものへの愛情と努力と、人間をゆがめる制度や慣習への問いかけを続け、近代的人間観の基礎を...
ユマニスム【(フランス)humanisme】
人文主義。ヒューマニズム。
ユマニテ【(フランス)humanité】
人間性。人道。ヒューマニティー。
ユマニテ【(フランス)l'Humanité】
《人間性・人類の意》フランスの日刊紙の一つ。1904年、ジョレスらが創刊。1921年からは共産党の機関誌。2001年に同党から売却され独立したが、左翼的な論調は受け継がれている。発行部数は約4....
ゆまわ・る【斎はる】
[動ラ四]けがれを去るために飲食などを慎む。物忌みする。斎戒する。「持ち—・り仕へまつれる幣帛(みてぐら)を」〈祝詞・祈年祭〉
ゆ‐まり【尿】
《「ゆ」は湯、「まり」は排泄する意の動詞「ま(放)る」の連用形の名詞化》小便。ゆばり。いばり。「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)乃ち大樹に向かって—まる」〈兼方本神代紀・上〉
ユマール【(ドイツ)Jümar】
登山で、ザイルをつかむための器具。垂直登攀(とうはん)の場合にあぶみを取り付けて前進の手段として用いる。登高器。商標名。