せいはい‐でんせつ【聖杯伝説】
キリストが最後の晩餐に用い、使徒たちが十字架上のキリストの血を受けたといわれる神聖な杯の探索をめぐる中世ヨーロッパの伝説。アーサー王伝説に取り入れられ、また、クレチアン=ド=トロワの「ペルスバル...
せいバルバラ‐きょうかい【聖バルバラ教会】
《Chrám svaté Barbory》チェコの首都、プラハの南東約60キロメートルにあるボヘミア地方の町クトナーホラにある教会。鉱山労働者の守護聖人である聖バルバラを祭り、中央ヨーロッパ屈...
せいじゃ‐でん【聖者伝】
中世ヨーロッパで流布したキリスト教の聖者たちの伝記。13世紀の「黄金伝説」が最も有名。聖人伝。
せい‐の‐てつがく【生の哲学】
《(ドイツ)Lebensphilosophie》19世紀後半から20世紀初めにかけて、理性主義・主知主義・実証主義の哲学や唯物論などに反対し、生きている生、体験としての生の直接的把握を目ざしてヨ...
せいき‐まつ【世紀末】
1 19世紀末、ヨーロッパで懐疑的・退廃的な思潮・傾向が広まった時期。「—文学」 2 一般に、世紀の末期。また、一つの社会で、最盛期を過ぎて、退廃的な現象がみられる時期。
せい【西】
[音]セイ(漢) サイ(呉) [訓]にし [学習漢字]2年 〈セイ〉 1 にし。「西部・西方/以西・北西」 2 ヨーロッパのこと。西洋。「西哲・西暦/泰西」 3 スペイン。「日西・米西戦争」 ...
せい【性】
[名] 1 人が本来そなえている性質。うまれつき。たち。「人の—は善である」 2 同種の生物の、生殖に関して分化した特徴。雄性と雌性。雄(おす)と雌(めす)、男と女の区別。また、その区別がある...
せいアネシュカ‐しゅうどういん【聖アネシュカ修道院】
《Anežský Klášter》チェコの首都プラハ中心部、旧市街にある修道院。13世紀前半に建てられたゴシック式の建造物であり、現在は国立美術館の別館として、中央ヨーロッパにおける中世ゴシック...
せいき‐びょう【世紀病】
一つの時代・社会の爛熟(らんじゅく)期から衰退期にあって、懐疑的な思潮のもとに生まれる反現実的・退廃的な心的状態。フランスを中心とするヨーロッパでは、18世紀末の初期ロマン主義、19世紀末のデカ...
しらこ‐ばと【白子鳩】
ハト目ハト科の鳥。全身白みがかった淡褐色で、くびの後ろに黒い輪模様がある。南ヨーロッパ・北アフリカから南アジアに分布。日本では埼玉県に生息し、天然記念物。