らい‐し【礼紙/畾紙】
1 書状の文言を書いた紙に重ねて添える白紙。また、書状や目録などを巻いた包み紙。「俊寛といふ文字はなし。—にぞあらむとて」〈平家・三〉 2 書状などの端の余白。「すこしも—をおかず」〈浮・新可笑記〉
らい‐し【来旨】
1 相手から言ってよこした趣旨。来意。 2 来訪の趣旨。来意。「受付に—を告げる」
らい‐し【櫑子/罍子】
高坏(たかつき)に似た縁の高い器。酒や菓子などを盛った。「—を持てまいる」〈増鏡・さしぐし〉
らい‐じ【来示】
《「らいし」とも》書き手を敬って、その書状の内容をいう語。「御—の件は承知いたしました」
らいし‐がき【礼紙書(き)】
礼紙に書かれる追而書(おってが)き。
らい‐しゃ【来社】
[名](スル)よその人が会社を訪ねてくること。「外国の視察団が—する」
らい‐しゃ【来車】
[名](スル)車に乗ってくること。転じて、相手を敬って、その来訪をいう語。来駕(らいが)。「ぜひ御—を仰ぐ」〈蘆花・思出の記〉
らい‐しゃ【来者】
1 訪ねてくる人。⇔往者。「往者の便利は—の不便なり」〈福沢・文明論之概略〉 2 自分よりあとに生まれてくる人。後生。 3 将来のこと。⇔往者。
らい‐しゃ【癩者】
かつてハンセン病患者をさした語。
ライシャワー【Edwin Oldfather Reischaur】
[1910〜1990]米国の歴史学者。東京の生まれ。ハーバード大学教授。第二次大戦中から米国の対日政策立案に参与。1961〜66年(昭和36〜41)駐日大使。著「日本—過去と現在」「米国と日本」など。