まがまが‐し・い【禍禍しい】
[形][文]まがまが・し[シク] 1 悪いことが起こりそうである。不吉である。「—・い出来事」 2 いまいましい。好ましくない。「いと—・しき筋にも思ひ寄り給ひけるかな」〈源・藤袴〉 3 いかに...
ま‐かな・し【真愛し/真悲し】
[形シク]たいへんいとしい。いじらしい。「うちひさす宮に行く児(こ)を—・しみ留むれば苦しやればすべなし」〈万・五三二〉
マチスモ【machismo】
《「マチズモ」とも。ラテンアメリカで賛美される「男らしい男」を意味するスペイン語のmachoから》男っぽさ。誇示された力。男性優位主義。
ほ‐の‐じ【ほの字】
《「ほれる」の語頭字「ほ」から》惚(ほ)れること。「彼は受付の女性に—らしい」
まほ‐ら
すばらしい場所。まほらま。まほろば。「聞こし食(を)す国の—ぞ」〈万・八〇〇〉
マッチョ【macho】
[名・形動]《男らしいこと、男らしさの意》 1 筋骨たくましいさま。また、筋肉美を誇る男性。「—な青年」「—マン」 2 男性優位を誇示するさま。「—な思想」→マチスモ
ホモ‐ポリティクス【(ラテン)Homo politicus】
政治的人間。言語による対話・説得・交渉など、政治的才能に優れた人。政治的駆け引きにたけた人間。アリストテレスが、「人間らしい人間はポリス(都市国家)的動物である」として用いたのが起源。
ほて‐くろし・い
[形][文]ほてくろ・し[シク]《近世語》 1 みっともない。腹黒い。「—・い事さらしたな」〈滑・膝栗毛・六〉 2 しつっこくいやらしい。「ああ。—・し。放さんせ」〈浄・薩摩歌〉
稀(まれ)に見(み)る
めったに見られない。数少なくめずらしい。「政界では—清廉潔白の人」
ぽちゃ‐ぽちゃ
[副](スル) 1 水がはねたり、揺れ動いたりするときの音や、そのさまを表す語。「—(と)音をさせて洗い物をする」 2 顔やからだつきがふっくらと愛らしいさま。「—(と)よく太った赤ん坊」