るい‐じゃく【羸弱】
[名・形動]衰え弱ること。からだが弱いこと。また、そのさま。「子供は癇持ちらしい鋭く—な子でした」〈岡本かの子・生々流転〉
れい‐かん【霊感】
1 神仏が示す霊妙な感応。また、神仏が乗り移ったようになる人間の超自然的な感覚。霊的なものを感じとる心の働き。「失(う)せ物を—で当てる」「—が現れる」「—商法」 2 突然ひらめく、すばらしい着...
ゆゆし・い【由由しい/忌忌しい】
[形][文]ゆゆ・し[シク]《「ゆ」は神聖の意の「斎(ゆ)」と同語源》 1 程度がはなはだしい。また、重大である。容易ならない。「—・い事態」 2 神聖で恐れ多い。慎むべきである。「言はまくも—...
わ‐しゅう【和臭】
日本のものらしい独特の感じ。また、漢詩文などにみられる、いかにも日本人の作品であると感じさせる言葉の用い方。「—が漂う」
わび‐ずまい【侘び住(ま)い】
1 世間から離れてひっそりと暮らしていること。また、その住居。「山奥の—」 2 貧しくみすぼらしい暮らし。また、その住居。「裏町の—」
わびし・い【侘しい】
[形][文]わび・し[シク] 1 ひどくもの静かでさびしい。「人里離れた—・い田舎」 2 心が慰められないさま。心細い。「ひとり—・く夕食をとる」「—・い下宿生活」 3 貧しくてあわれなさま。み...
わ・びる【侘びる】
[動バ上一][文]わ・ぶ[バ上二] 1 さびしく思う。心細がる。「独り暮らしを—・びる」「人—・びて淋しき宵を」〈漱石・虞美人草〉 「つれづれ—・ぶる人はいかなる心ならん」〈徒然・七五〉 2 落...
わざと‐がまし・い【態とがましい】
[形][文]わざとがま・し[シク]「わざとらしい」に同じ。「—・いお世辞」
わらわ‐あそび【童遊び】
子供の遊び。子供らしい遊び。「昔の御—の名残りをだに」〈源・横笛〉
わざわざ・し【態態し】
[形シク]わざとらしい。「—・しくことごとしくきこゆれど」〈大鏡・序〉