ら‐もう【羅網】
1 鳥を捕らえるあみ。 2 浄土や天界にあるとされる、宝珠を連ねた網。また、仏殿や仏像を飾る荘厳具。
羅網(らもう)の鳥(とり)は高(たか)く飛(と)ばざるを恨(うら)み呑鉤(どんこう)の魚(うお)は飢(う)えを忍(しの)ばざるを嘆(なげ)く
かすみ網にかかった鳥は、なぜもっと高く飛ばなかったかと後悔し、釣り針にかかった魚はなぜ空腹をがまんしなかったかと悔やむ。後悔は先に立たないことのたとえ。
ら‐もん【羅文/羅紋】
1 うすぎぬの綾模様。 2 ⇒羅門(らもん)
ら‐もん【羅門】
格子の一。立蔀(たてじとみ)・透垣(すいがい)などの上部に、木や竹で2本ずつ交差した模様を作り出したもの。羅文。らんもん。
ラモン‐クレーター【Ramon Crater】
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある広大な窪地。ベールシェバの南約85キロメートルに位置する。幅10キロメートル、長さ40キロメートルにわたって深さ500メートル近い谷が広がる。クレーターとよばれる...
ラモーのおい【ラモーの甥】
《原題、(フランス)Le Neveu de Rameau》ディドロの小説。1762年執筆、著者没後の1823年に刊行。哲学者の「私」が、偉大な作曲家ラモーの甥にあたる「彼」と人生や芸術について語...