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[助動][られ|られ|られる|られる|られれ|られろ(られよ)]上一段下一段カ変動詞未然形サ変動詞未然形「せ」、使役助動詞せる」「させる」の未然形に付く。
  1. 受け身の意を表す。「乗客が次々と助けられた」「花壇の中にごみを捨てられて困った」

  1. 可能の意を表す。「僕でも組み立てられる模型」「彼が落第するとは、とても考えられなかった」

  1. 自発の意を表す。自然に…となる。「性格性格だから将来が案じられる

  1. 軽い尊敬の意を表す。「先生が入って来られた」→らるれる

[補説]サ変動詞には、未然形「さ」に「れる」が付き、「される」と用いることが多い。23用法には命令形はない。1のうち、他からの動作により不本意・不満足な感情が加わるものを「迷惑の受け身」、無生物が受け身の主語となるものを「非情の受け身」とよぶことがある。後者表現は明治以後、翻訳文の影響などによって急速増加した。
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