り‐えき【利益】
[名](スル) 1 事業などをして得るもうけ。利潤。「莫大(ばくだい)な—を上げる」⇔損失。 2 得になること。益になること。「遥に労働者を—するに足るだろう」〈魯庵・社会百面相〉
りえきそうはん‐いいんかい【利益相反委員会】
組織内で生じる利益相反を管理し、適切に対応するために、大学・病院・研究機関などに設置される機関。利益相反管理委員会。利益相反マネージメント委員会。
りえき‐かくてい【利益確定】
株式や為替などの含み益を決済して現金化すること。利確。
りえき‐げんそく【利益原則】
刑事裁判において、検察官が被告人の犯罪事実を立証できない場合は、被告人の利益になるように判決を下すという原則。「疑わしきは罰せず」「疑わしきは被告人の利益に」と表現される。
りえき‐しゃかい【利益社会】
⇒ゲゼルシャフト
りえき‐しゅうだん【利益集団】
特定の関心・利益に基づいて組織され、かつそれらを代表する社会集団。労働組合・経営者団体など。インタレストグループ。→圧力団体
りえき‐じゅんびきん【利益準備金】
株式会社における法定準備金の一。貸借対照表では「純資産の部」を構成する株主資本のうち、利益余剰金の区分の一つ。
りえき‐じょうよきん【利益剰余金】
利益準備金や繰越利益剰余金、任意積立金など、会社の利益処分の結果として社内に蓄積される金額をさす。資本金、資本剰余金、自己株式とともに、株主資本を構成する。
りえき‐そうはん【利益相反】
⇒利益相反行為
りえきそうはん‐かんり【利益相反管理】
組織において個人が得る利益が、職員としての本来の責務や公共の利益を損なわないように、適切に管理すること。そうすることで、利益相反による弊害を未然に防ぐこと。また、起こりうる利益相反をあらかじめ特...