わか‐がき【若書(き)/若描(き)】
画家・文筆家などが若いころにかいた作品。
わか‐がしら【若頭】
暴力団で、組長に次ぐ地位。親分に対する子分らの筆頭の意。若者頭。若衆頭。
わかきウェルテルのなやみ【若きウェルテルの悩み】
《原題、(ドイツ)Die Leiden des jungen Werthers》ゲーテの書簡体小説。1774年刊。友人の婚約者ロッテに恋した純情多感な青年ウェルテルが、結ばれない恋に苦悩した末に...
わかきげいじゅつかのしょうぞう【若き芸術家の肖像】
《原題A Portrait of the Artist as a Young Man》ジョイスの小説。1916年刊。著者自身を思わせる主人公スティーブン=ディーダラスの、幼年期から文学を志す青年...
わかきじつりょくしゃたち【若き実力者たち】
沢木耕太郎によるルポルタージュ。昭和48年(1973)刊。副題「現代を疾走する12人」。政治家の河野洋平、指揮者の小沢征爾など、当時の各界の若手実力者に取材。
わかきパルク【若きパルク】
《原題、(フランス)La Jeune Parque》バレリーの詩。伝統的な韻律、アレクサンドランで書かれた約500行の長編韻文詩。1917年、文芸誌「N.R.F.(新フランス評論)」に発表された...
わかきひのいえやす【若き日の家康】
鷲尾雨工による歴史小説。昭和16年(1941)刊行。織田信長と徳川家康の若き日の交流を描く。
わかきひのうた【若き日の歌】
《原題、(ドイツ)Lieder und Gesänge aus der Jugendzeit》マーラーの歌曲集の通称。全14曲。1880年から1891年にかけて作曲。声楽独唱とピアノ伴奏のための...
わかきひのなやみ【若き日の悩み】
藤森成吉の処女長編小説。東京帝大在学中の大正3年(1914)に「波」のタイトルで自費出版し、鈴木三重吉らに認められた。
わかきむすめたち【若き娘たち】
《原題、(フランス)Les jeunes filles》モンテルランの小説。1936年刊。青年作家と彼をとりまく女性たちの関係を描く。のちに発表された「女性への憐憫」「善の悪魔」「癩を病む女たち...