うべ‐な・う【諾なう/宜なう】
[動ワ五(ハ四)]《副詞「うべ」+接尾語「なう」から。平安時代以降は「むべなう」とも表記》 1 願いや要求を引き受ける。同意する。うけがう。「その甥の申し出を女に伝えることを—・わないわけにはい...
いわ‐れ【謂れ】
《動詞「い(言)う」の未然形+受身の助動詞「る」の連用形から》 1 物事が起こったわけ。理由。「—のないうわさ」「無視される—はない」 2 由緒。来歴。「—のある土地」「家宝の—」
うさ‐づかい【宇佐使】
天皇の即位や国家の大事の際、宇佐神宮に幣帛(へいはく)を献じて祈願するために派遣された勅使。即位のときは必ず和気氏(わけうじ)五位の人をあてた。うさのつかい。
いわしみず‐はちまんぐう【石清水八幡宮】
京都府八幡市八幡高坊にある神社。旧官幣大社。祭神は品陀別命(ほんだわけのみこと)・息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)・比売大神(ひめおおかみ)。貞観元年(859)宇佐八幡宮を勧請(かんじょ...
エクスキューズ【excuse】
言いわけ。弁解。
いわい‐づき【祝月/斎月】
《特に斎(い)み慎む月と考えられたところから》1月・5月・9月の称。その月の1日には、身なりを整えて祝ったり、社寺へ参ったりした。「とりわけ—、鬢付け、元結をととのへ、人交りもしたからう」〈浄・...
いわ・く【結く】
[動カ五(四)]「いわえる」に同じ。「乃公(おれ)が舐(な)めて遣ったり、—・いて遣ったり」〈紅葉・多情多恨〉 [可能]いわける
いわく‐いんねん【曰く因縁】
深いわけ。こみいった事情。「突然の両社の合併には—がありそうだ」
え【故】
《「ゆえ」の音変化》ゆえ。わけ。理由。「思ふ—に逢ふものならば暫(しま)しくも妹が目離(か)れて吾居らめやも」〈万・三七三一〉
えり‐わ・ける【選り分ける】
[動カ下一][文]えりわ・く[カ下二]一定の基準に従って区分けする。また、基準にかなうものだけを選ぶ。選別する。よりわける。「リンゴを—・けて市場に出荷する」