わ‐とう【和陶】
日本式の陶器。
わ‐とう【話頭】
1 話をするきっかけ。話のいとぐち。また、話の内容。話題。「—にのぼる」 2 禅宗で、古則・公案のこと。
わ‐とう【我党/和党】
[代]二人称の人代名詞。複数の相手に向かって親愛の気持ち、または軽んじる気持ちをこめて用いる語。おまえたち。「やや、—連歌だにつかぬとつきたるぞかし」〈宇治拾遺・一四〉
わ‐とうし【和唐紙】
中国の唐紙に似せて作った大判の和紙。江戸後期、中川儀右衛門の創製という。
わとうちんかい【和唐珍解】
洒落本。唐来参和作。天明5年(1785)刊。1巻1冊。長崎の遊里丸山を舞台に「国性爺合戦」の登場人物が遊興するさまを描く。唐音のせりふに日本語の解説をつけるという趣向で注目された。
わとうない【和藤内】
浄瑠璃「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」の主人公。明国の遺臣鄭成功(ていせいこう)をモデルとする。
話頭(わとう)を転(てん)・じる
話を、今までとはすっかり違った別の話題に移す。話題を変える。「弁士は忽ち—・じて」〈魯庵・社会百面相〉
わ‐とじ【和綴じ】
印刷した和紙を二つ折りにし、1冊にまとめて右側を糸でとじる製本様式。また、その書物。大和綴じ・四つ目綴じ(明朝綴じ)・麻の葉綴じなどがある。
ワトソン‐やく【ワトソン役】
推理小説における探偵の助手役、または、物語の語り部役。英国の小説家コナン=ドイルの推理小説シャーロック=ホームズシリーズに登場する、主人公の友人ジョン=ワトソン医師に由来する。ワトスン役。
ワトソニア【(ラテン)Watsonia】
アヤメ科ワトソニア属の植物の総称。南アフリカ原産で、グラジオラスに似ている。