わ‐よ【和与】
1 中世の訴訟解決法の一。幕府の裁決に至る以前に訴訟の当事者間で和解すること。和談。 2 中世、相続人または他人に対する無償譲与。 3 折り合いをつけること。「—して命は生きたれども」〈盛衰記・三七〉
わ‐よう【和洋】
日本と西洋。また、日本風と西洋風。「—の料理をそろえる」
わ‐よう【和様】
1 日本固有の様式。日本式。日本流。和風。 2 書道で、日本風の書体。平安中期、小野道風(おののとうふう)に始まり、藤原行成(ふじわらのゆきなり)の世尊寺流によって大成。法性寺(ほっしょうじ)流...
わよう‐がっそう【和洋合奏】
日本音楽の演奏形態の一。和楽器と洋楽器とを混合編成して行う合奏。明治末年ごろから、無声映画の伴奏音楽として多用された。
わよう‐けんちく【和様建築】
「和様3」に同じ。
わよう‐じょしだいがく【和洋女子大学】
千葉県市川市にある私立大学。明治30年(1897)設立の和洋裁縫女学院に始まり、和洋女子専門学校を経て、昭和24年(1949)新制大学として発足。
わよう‐せっちゅう【和洋折衷】
日本風と西洋風とをほどよく取り合わせて用いること。「—の造り」
わよ‐じょう【和与状】
中世、訴訟当事者間で和解が成立した場合、その条件などを記して作成した文書。