わり‐ふ【割(り)符】
1 木片などの中央に証拠となる文字を記し、また証印を押して、二つに割ったもの。当事者どうしが別々に所有し、後日その二つを合わせて証拠とした。符契。符節。割り札。わっぷ。 2 後日の証拠となるもの...
わり‐ふだ【割(り)札】
1 「割り符1」に同じ。 2 割引の札。割引券。
わり‐ふり【割(り)振り】
わりふること。配分。割り当て。「仕事の—を決める」
わり‐ふ・る【割(り)振る】
[動ラ五(四)]全体をいくつかに分けて、それぞれにあてがう。配分する。割り当てる。「各人に役目を—・る」
わり‐ぶしん【割普請】
一つの普請をいくつかに分担して行うこと。「屋根も根太もこりゃ一時に—ぢゃ」〈浄・歌祭文〉
わり‐ぶた【割(り)蓋】
手桶(ておけ)・風呂・下水などの蓋で、2枚以上を並べ合わせて一つの蓋としたもの。また、茶道具の茶入れ・水指(みずさし)などの蓋で、縦に二つに割った形のもの。
わり‐ぼし【割(り)干し】
「割り干し大根」の略。
わりぼし‐だいこん【割(り)干し大根】
大根を縦割りにして干したもの。漬物などにする。
わり‐まえ【割(り)前】
金銭の徴収・分配などを各自に割り当てること。また、その金額。「利益の—を受ける」「—を支払う」
わりまえ‐かんじょう【割(り)前勘定】
「割り勘」に同じ。