悪気(わるぎ)を回(まわ)・す
意地悪く推量する。邪推する。
悪(わる)くすると
悪いほうの結果になると。へたをすると。「—もう会えないかも知れない」
わる‐くち【悪口】
《「わるぐち」とも》他人を悪く言うこと。また、その言葉。あっこう。「上司の—を言う」
わるくち‐いい【悪口言ひ】
好んで他人の悪口を言う性質。また、その人。「伏見堀の—も、これをよしとぞ申し侍る」〈浮・一代男・六〉
わるくちがっこう【悪口学校】
《原題The School for Scandal》シェリダンの戯曲。1777年の作。社交界の偽善を風刺した喜劇。
わるくち‐まつり【悪口祭(り)】
社寺の参詣人が互いに悪口を言い合ったり、ののしりあったりする祭り。勝ったものには好運があるという。悪口(あっこう)祭り。悪態祭り。
わる‐ぐせ【悪癖】
悪い癖。あくへき。
ワルグラ【Ouargla】
アルジェリア東部、サハラ砂漠にあるオアシス都市。10世紀に建設。フランス植民地時代、同地方の支配拠点となった。ナツメヤシ、穀物、柑橘(かんきつ)類の生産が盛ん。産油地ハッシメサウドに近い。
わる‐ごう【悪功】
1 悪事に年功を積んでいること。「—の入った吏官の如くなぞ」〈玉塵抄・三〉 2 悪質ないたずら。わるふざけ。わるてんごう。「—あるほど尽くしてものしける」〈浮・一代男・一〉
わる‐ごたち【悪御達】
口の悪い女房たち。「後の大殿のわたりにありける—の」〈源・竹河〉