うちぬき‐とじ【打(ち)抜き綴じ】
製本の際、1冊分を積み重ねた折の端に目打ちで穴をあけ、糸または針金を通して綴じる方法。
うつ・る【写る】
[動ラ五(四)]《「移る」と同語源》 1 写真に姿・形が現れる。写真が撮れる。「にやけた顔で—・っている」 2 下にある文字や絵が、紙などを通して、透けて見える。「裏のページの絵が—・って読みにくい」
うでくらべ【腕くらべ】
永井荷風の長編小説。大正5〜6年(1916〜17)発表。新橋の芸妓駒代を主人公に、彼女をめぐるさまざまの男性を通して当時の風俗を描いた、近代花柳小説の代表作。
うで‐ぬき【腕貫き】
1 腕にはめて飾りとする輪。うでわ。 2 事務員や作業員が、服の袖(そで)が汚れないよう、手首からひじにかけてはめる布製の筒。 3 刀の柄頭(つかがしら)や鍔(つば)につけるひもの輪。これに手首...
うわざし‐ぶくろ【上刺(し)袋】
昔、貴族が外出の際、衣服などを入れて従者に持たせた袋。綾や錦(にしき)で作られた袋の側面に上刺しをしたもの。底は円形または四角で、口のかがりにひもを通して締める。
エア‐シューター
《(和)air+chuteから》書類・伝票などを入れたカプセルを圧縮空気の力でパイプを通して送る装置。気送管。空気伝送管。エアシュート。
えい‐がく【英学】
1 蘭学などに対して、英語による学問。また、英語を通して取り入れられた学問、技術。 2 英語・英文学など、英国に関する学問。
エイジ
重松清の長編小説。東京近郊に住む中学生エイジを通して、現代に生きる思春期の少年たちの姿を描く。平成10年(1998)に「朝日新聞」で連載された作品を加筆・再構成して翌平成11年(1999)刊。同...
エスプレッソ【(イタリア)espresso】
コーヒー粉に高圧蒸気を通していれた濃いコーヒー。また、その器具。
えっ・する【閲する】
[動サ変][文]えっ・す[サ変] 1 読む。目を通して調べる。「下刷りを—・する」 2 経過する。けみする。「其の後三箇月を—・して」〈中村訳・西国立志編〉