《Ngorongoro Conservation Area》タンザニア北部にある自然保護地域。アルーシャの西約180キロメートルに位置し、セレンゲティ国立公園と隣接する。火山のカルデラに広がる草原で、外輪は南北16キロメートル、東西19キロメートル。湖や沼・森林など、多彩な自然環境に恵まれており、多種多様な動物が生息する。また、ホモハビリスの化石や直立二足歩行をする原人の足跡の化石などが発見されたオルドバイ遺跡がある。1979年、世界遺産(自然遺産)に登録。その後、古人類学における重要な地として2010年に追加登録され、複合遺産になった。