あな‐かがり【穴縢り】
ボタン穴やひもを通す穴のへりを糸でかがること。
あな‐かしこ
[連語]《感動詞「あな」+形容詞「かしこし」の語幹》 1 恐れ多く存じます、の意で、手紙文の終わりに用いて相手に敬意を表す語。多く女性が用いる。 2 ああ、恐れ多い。「—とて箱に入れ給ひて」〈竹...
アナカプリ【Anacapri】
イタリア南部、ナポリ湾の南に浮かぶカプリ島西部の一地区。同島の最高峰ソラーロ山の麓に位置し、頂上との間を結ぶリフトがある。マジョリカという色絵陶器のタイル絵で旧約聖書の楽園追放を床一面に描いた、...
あな‐かま
[連語]《「あな」は感動詞、「かま」は形容詞「かま(囂)し」の語幹か》「ああ、やかましい。静かに」と制止する語。「—とまねき制すれども」〈枕・三〉
あなかま給(たま)え
やかましい、静かになさい。「いで、—。みな聞きて侍り」〈源・若菜上〉
アナカン
1 《unaccompanied childから》大人が同伴しない、小児旅客。通常、空港や機内で特別に配慮されたサービスを受け、空港での見送り人と出迎え人を必要とする。 2 《unaccompa...
あな‐かんむり【穴冠】
漢字の冠の一。「空」「究」などの「穴」の称。
穴(あな)があったら入(はい)りたい
身を隠したいくらいに恥ずかしい。
あながち【強ち】
[副](あとに打消しの語を伴う) 1 断定しきれない気持ちを表す。必ずしも。一概に。「—(に)うそとは言いきれない」 2 強い否定の意を表す。決して。「範頼、義経が申し状、—御許容あるべからず...
あな‐がま【穴窯】
焼き物窯の古い形式の一。斜面を掘って天井だけを構築したものと、地中を掘り抜いたものとがある。