おっととつまのおいじたく【夫と妻の老い支度】
重兼芳子のエッセー。昭和60年(1985)刊。
おんなたちよ【女たちよ!】
俳優・映画監督の伊丹十三によるエッセー集。昭和43年(1968)刊行。続編「再び女たちよ!」が昭和47年(1972)に刊行された。
ことばのくずかご
国語学者、辞書編纂者の見坊豪紀によるエッセー。珍語・新語・流行語をはじめ、現代語用例収集の一端を紹介する。「言語生活」誌に連載ののち、昭和54年(1979)刊行。
こくはくてきじょせいろん【告白的女性論】
北原武夫のエッセー集。昭和33年(1958)刊。30のテーマで女性・恋愛について論じる。
せいひんのしそう【清貧の思想】
中野孝次によるエッセー。西行・兼好・芭蕉といった風流人たちの生き方を紹介しつつ、シンプルな暮らしを提唱する。日本のバブル経済崩壊後の平成4年(1992)に刊行され、一大ブームとなった。
くさけいばるろうき【草競馬流浪記】
山口瞳のエッセー集。全国の公営競馬場、27箇所を巡った競馬旅の記録。昭和59年(1984)刊行。
かねことうたしゅう【金子兜太集】
金子兜太の自選著作集。平成14年(2002)、全4巻を刊行。句集、評論、エッセーなどを収録。第13句集「東国抄」と本作により、第59回芸術院賞を受賞した。
キャラメルこうじょうから【キャラメル工場から】
佐多稲子の小説。昭和3年(1928)、日本プロレタリア芸術連盟の機関紙「プロレタリア芸術」2月号に掲載。はじめ著者の少女期の体験をもとにしたエッセーとして書かれたが、中野重治の勧めにより小説化された。
きんだいのれんあいかん【近代の恋愛観】
厨川白村の著作。大正10年(1921)、朝日新聞に連載されたエッセー。恋愛論ブームを巻き起こした。大正11年(1922)刊。
くうかんへ【空間へ】
建築家、磯崎新の著作。昭和46年(1971)刊行。1960年代執筆の論文・エッセーをまとめたもの。