きぎょう‐れんごう【企業連合】
⇒カルテル
きぎょう‐けつごう【企業結合】
企業の結合形態の総称。カルテル・トラスト・コンツェルンなど。
シャーマン‐はんトラストほう【シャーマン反トラスト法】
《Sherman Antitrust Act》1890年、米国で制定された最初の独占禁止法。主としてカルテルやトラストなどの独占的行為を禁止するために生まれた。米国の政治家J=シャーマンが提案。
かかく‐カルテル【価格カルテル】
同一または類似業種の各企業が、価格の維持・引き上げについて結ぶカルテル。
かちょうきんげんめん‐せいど【課徴金減免制度】
入札談合やカルテルなど独占禁止法に違反する取引制限を行った企業が、公正取引委員会にその事実を報告し資料を提供した場合に、課徴金を減免する制度。公取委が立ち入り検査を開始する前に、最初に報告した企...
こくさい‐カルテル【国際カルテル】
国際的な規模のカルテル。2国以上の巨大企業が、世界市場の分割、価格の設定、生産数量の制限などの協定を結ぶもの。
じゅうようさんぎょうとうせい‐ほう【重要産業統制法】
昭和恐慌下、産業合理化のため重要産業のカルテル化を強めるために制定された法律。昭和6年(1931)公布。同16年失効。
ふきょう‐カルテル【不況カルテル】
不況のため、商品価格が生産費を割り、その業種の企業の経営が困難になるなどの特定の事態が生じた場合、それを乗り切るために結成されるカルテル。日本では昭和28年(1953)独占禁止法の適用除外の一つ...
はんばい‐きょうてい【販売協定】
カルテルの一。同一業種の各企業が、競争による価格の下落を防ぐために、最低販売価格・販売数量・販売地域などについて結ぶ協定。
ひょうじ‐カルテル【表示カルテル】
消費税の導入や税率引き上げの際に、税額の表示方法を業者間で取り決めること。事前の届け出により独占禁止法の適用が除外される。→転嫁カルテル