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たんぱく質をはじめとする生体高分子などを急速凍結させ、高分解能でその構造解析する透過型電子顕微鏡試料をセ氏零下270〜160度という低温に保ち、元の構造が破壊されないよう非常に低い線量電子線照射して観察する。低線量のため、そのままではノイズが多い不鮮明な画像しか得られないが、さまざまな方向から得られた画像を多数組み合わせて平均化することによって高分解能の三次元画像を得ることができる。低温電子顕微鏡。クライオEM(cryo-EM)。

[補説]2017年、クライオ電子顕微鏡法の開発に貢献したJ=ドゥボシェ、J=フランク、R=ヘンダーソンがノーベル化学賞受賞した。
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