いい‐はぐ・れる【言い逸れる】
[動ラ下一][文]いひはぐ・る[ラ下二]言うべき機会を失う。言いそびれる。「肝心の用件を—・れる」
えぐ・れる【抉れる/刳れる】
[動ラ下一][文]ゑぐ・る[ラ下二]えぐったような切れ込みや穴があく。「地震で大きく—・れた地面」
くい‐はぐ・れる【食い逸れる】
[動ラ下一][文]くひはぐ・る[ラ下二] 1 時機をのがして、食べ物にありつけなくなる。食べそこなう。くいっぱぐれる。「昼飯を—・れる」 2 生計を立てていくための手段をなくす。くいっぱぐれる。...
口(くち)が解(ほぐ)・れる
気持ちが和らいで少しずつ話すようになる。「会が進むにつれ、出席者の—・れる」
ぐ・れる
[動ラ下一] 1 正しい道をふみはずす。不良化する。「若い時には—・れたこともあった」 2 予期した事が食い違う。見込みが外れる。「こう毎月—・れる様では、それが為めに雇うて置く職工が動きません...
しぐ・れる【時雨れる】
[動ラ下一][文]しぐ・る[ラ下二] 1 時雨が降る。「夕方になって—・れた」《季 冬》「うしろすがたの—・れてゆくか/山頭火」 2 涙を催す。涙を落とす。「目も見えず涙の雨の—・るれば身の濡れ...
すぐ・れる【優れる/勝れる】
[動ラ下一][文]すぐ・る[ラ下二] 1 能力・容姿・価値などが他よりまさる。他よりぬきんでる。「語学に—・れる」「人並み—・れて足が速い」「—・れた作品」 2 (多く打消しを伴って用いる)よい...
どまぐ・れる
[動ラ下一]《「どまくれる」とも》うろたえる。まごつく。どぎまぎする。「さてこそ縁を切りに来たと、思ふ心に口—・れ」〈浄・宵庚申〉
なぐ・れる
[動ラ下一][文]なぐ・る[ラ下二] 1 横の方へそれる。「莨(たばこ)の煙白く横に—・れて」〈小杉天外・はやり唄〉 2 おちぶれる。身を持ちくずす。「北海道へ行って—・れていると聞いたけれど」...
はぐ・れる【逸れる】
[動ラ下一][文]はぐ・る[ラ下二] 1 連れの人を見失って離ればなれになる。「人込みで一行に—・れる」「群れに—・れた子羊」 2 その機会をのがす。「仕事に—・れる」 3 動詞の連用形に付いて...