おおいぬ‐ざ【大犬座】
南天の星座の一。オリオン座の南東にあり、2月下旬の午後8時ごろ南中する。α(アルファ)星はシリウスで、全天で最も明るい恒星(マイナス1.5等)。学名 (ラテン)Canis Major
カノープス【(ラテン)Canopus】
竜骨座のα(アルファ)星。光度マイナス0.7等で、シリウスについで明るい。日本では冬に関東以南から南の地平線近くに見られる。老人星。寿星。南極老人。
しゅけいれつ‐せい【主系列星】
ヘルツシュプルング‐ラッセル図(HR図)で、左上から右下へかけて帯状に分布する星の集合を主系列といい、主系列にある個々の星をいう。最も普通の恒星で、太陽・シリウスなどはこれに属する。矮星(わいせ...
しん‐せい【辰星】
1 天体の総称。ほし。星辰。 2 昔、時刻を示す基準となった明るい恒星。大犬座のシリウス星の類。 3 中国で、五星の一。水星の異称。 4 二十八宿の一。房(ぼう)。そいぼし。
じっし‐れんせい【実視連星】
望遠鏡による観測で2個の恒星とわかる連星。シリウスなど。→連星
てんろう‐せい【天狼星】
大犬座のα(アルファ)星、シリウスの中国名。
はくしょく‐わいせい【白色矮星】
恒星が核融合反応を停止し、収縮した天体の一種。太陽と同程度の質量を持つ恒星が、赤色巨星の状態から外層部を失った末期の姿。きわめて高温・高密度で、電子の縮退圧によって自身の強い重力と釣り合っており...
ふゆ‐の‐だいさんかく【冬の大三角】
《「冬の大三角形」とも》オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結んでできる三角形。→夏の大三角 →冬のダイヤモンド
ふゆ‐の‐ダイヤモンド【冬のダイヤモンド】
おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン、オリオン座のリゲルを結んでできる六角形をいう。ふたご座のカストルを加えて七角形とする...
プロキオン【(ラテン)Procyon】
小犬座のα(アルファ)星。明るさは0.4等で、距離11光年。晩冬の夕刻、南天に銀河を隔ててシリウスと相対する。