せん‐ごく【戦国】
1 群雄が割拠して互いに戦った世の中。乱世。 2 「戦国時代」の略。
せんごくさく【戦国策】
中国の史書。33巻。前漢末の劉向(りゅうきょう)編。成立年未詳。戦国時代に諸国を遊説した縦横家の策謀を国別に集めた書。国策。
せんごく‐しちゆう【戦国七雄】
中国戦国時代の七大強国。秦・楚・燕の三旧国と、韓・魏・趙・斉の四新興国をさす。
せんごく‐じだい【戦国時代】
1 日本で、戦国大名が群雄割拠した動乱の時代。応仁の乱開始のころから織田信長が将軍足利義昭(あしかがよしあき)を追放して天下統一に乗り出すまでの約1世紀。 2 中国で、前403年の晋の分裂から前...
せんごく‐そうどう【仙石騒動】
但馬(たじま)国出石(いずし)藩の仙石家に起こった御家騒動。文政〜天保(1818〜1844)にかけて財政再建と藩主死去の跡目をめぐってなされた家臣相互の抗争事件。
せんごく‐だいみょう【戦国大名】
戦国時代、各地に割拠した大領主。国人や土豪を家臣団に組織して一国の経済・政治を支配した。
せんごく‐づみ【千石積み】
⇒千石船
せんごく‐どおし【千石通し/千石簁】
農具の一。傾斜したふるいの上端から搗(つ)き米を流して米とぬかにふるい分けたり、穀粒をふるい分けたりするもの。千把扱(せんばこ)きとともに江戸中期以後普及し、農作業の能率を高めた。万石通し。
せんごく‐はら【仙石原】
神奈川県南西部、箱根町にある高原。箱根山の火口原湖跡に広がり、箱根温泉群の最北部にあたる。湿原植物が群生する。
せんごく‐ぶね【千石船】
米千石程度を積める船。江戸時代には弁才船(べざいせん)の俗称となった。千石積み。