出典:gooニュース
親中派与党、政権維持微妙に=ソロモン諸島、連立交渉「流動的」
【シドニー時事】太平洋の島国ソロモン諸島の総選挙は24日、開票が終了し、全50議席が確定した。親中派のソガバレ首相の率いる与党OUR党は15議席で第1党となったが、過半数の26を下回った。対中政策の見直しを唱える主要野党の合計も過半数に満たず、今後、与野党両陣営が連立交渉を本格化させる。ソガバレ氏が政権を維持できるかは微妙な情勢だ。
ソロモン諸島の議会総選挙 親中派の与党と“中国依存から脱却”訴える野党がともに単独過半数に届かず
中国の影響力拡大が指摘されている南太平洋の島国、ソロモン諸島で、今月行われた議会総選挙の結果が確定しました。結果は親中派の与党と中国依存からの脱却を訴える野党がともに単独過半数には届かず、今後は首相選出に向けた駆け引きが活発になりそうです。ソロモン諸島の総選挙は50の議席をめぐって争われ、17日に投票が行われました。
南太平洋ソロモン諸島の総選挙 親中国路線の与党 過半数獲得ならず
南太平洋のソロモン諸島では17日に行われた総選挙の開票が進んでいますが、親中国路線の与党が過半数を獲得できないことが確実となっています。ソロモン諸島では17日、50の議席を争う総選挙の投票が行われました。開票作業が進んでいますが、地元メディアによりますと、これまでに46議席が確定し、中国と親密な関係にあるソガバレ首相率いる与党は12議席を獲得しています。
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