たち‐もとお・る【立ち徘徊る】
[動ラ四]あちこち歩き回る。彷徨(ほうこう)する。「木(こ)の間より移ろふ月の影を惜しみ—・るにさ夜ふけにけり」〈万・二八二一〉
たち‐もど・る【立(ち)戻る】
[動ラ五(四)]もとに戻る。前の状態や場所にかえる。「本論に—・る」「本来の自分に—・る」
たち‐もの【断(ち)物】
神仏に願(がん)をかけ、願い事が成就するまで、ある種の飲食物をとらないこと。また、その飲食物。塩断ち・茶断ちなど。
たち‐もの【裁(ち)物】
布や紙などを寸法に合わせて裁つこと。また、裁つことになっている布や紙。
たちもの‐いた【裁(ち)物板】
「裁ち板」に同じ。
たちもの‐ぼうちょう【裁(ち)物包丁】
布や紙などを裁つのに使う、刃の広くてまるい包丁。裁ち包丁。
タチャラ【Tachara】
アケメネス朝ペルシアの都市遺跡ペルセポリスにある宮殿跡。「冬の宮殿」を意味し、ダレイオス1世の私的な宮殿として建造。謁見や祭儀の場として利用されたアパダーナの南側に位置する。牡牛にかみつくライオ...
たち‐やく【立役】
1 もと、歌舞伎で、座って演奏する地方(じかた)に対して、立って演技をする者の総称。立方(たちかた)。 2 歌舞伎で、女方(おんながた)・子役以外の男の役の総称。 3 歌舞伎の役柄の一。敵役(か...
たち‐やすら・う【立(ち)休らう】
[動ワ五(ハ四)]立ったまま先へ進まないでいる。たたずむ。「丁度—・おうという一本の樹立(こだち)も無い」〈鏡花・高野聖〉 「雪降りたりし暁に—・ひて」〈源・幻〉
たち‐やなぎ【立柳】
ヤナギ科の落葉小高木。平野の水辺に生える。葉は細長い楕円形で、裏面がやや白い。雌雄異株で、4月ごろ、葉とともに黄色の雄花と淡緑色の雌花が穂状に咲く。