ベンガル【Bengal】
インド半島北東部、ガンジス川下流域を主とする地方。東部はバングラデシュ領、西部はインド領の西ベンガル州からなる。地味が肥え、米・ジュートを産する。16世紀ごろは絹布・綿布の産地として知られた。
ベンガル‐タイガー【Bengal tiger】
ネコ科の哺乳類。トラの亜種で、インド半島に分布する。毛はやや短く、地色が鮮やかな赤褐色、黒色の幅広い縞(しま)模様がある。絶滅危惧種に指定。ベンガル虎。
ベンガル‐とら【ベンガル虎】
⇒ベンガルタイガー
ベンガルぶんかつ‐れい【ベンガル分割令】
1905年、イギリスのインド総督カーゾンが発した法令。反英民族運動を分裂させる目的で、ベンガル州をイスラム教徒多住地域とヒンズー教徒多住地域とに二分したが、かえって反英闘争を激化させ、1911年...
ベンガル‐ぼだいじゅ【ベンガル菩提樹】
クワ科の常緑高木。高さ20〜30メートル。樹皮は灰白色。幹から気根を出して地面に達し、林のようになる。葉は楕円形。実はイチジクに似て赤く、食用。ヒマラヤやインドの原産。バンヤン樹。
ベンガル‐やまねこ【ベンガル山猫】
ネコ科の哺乳類。体色は赤褐色に虎斑のような紋がある。朝鮮半島から中国・東南アジア・インドに分布。
ベンガル‐わん【ベンガル湾】
インド洋北東部、セイロン島・インド半島・アンダマン諸島・ニコバル諸島に囲まれる海域。
ベンガルール【Bengaluru】
インド南部、カルナータカ州の都市。同州の州都。デカン高原の標高約920メートルに位置する。17世紀にマイソール藩王国の都となり、19世紀に英国の直接支配により、軍事・行政の拠点が置かれた。その影...
ベンガルール‐きゅうでん【ベンガルール宮殿】
《Bengaluru Palace》インド南部、カルナータカ州の都市ベンガルールにある宮殿。19世紀半ばに建設が始まり、1944年に完成。宮殿と庭の両方を英国のウィンザー城を模したチューダー朝様...