マッハ‐えんすい【マッハ円錐】
音速以上で飛行する物体が発する音波がなす、円錐(えんすい)形の波面。円錐の半頂角をα、音速をc、物体の移動速度をv、マッハ数をMとすると、sinα=1/Mという関係式が成り立つ。
マッハ‐コーン【Mach cone】
⇒マッハ円錐
マッハ‐しゅぎ【マッハ主義】
19世紀末、マッハに始まる実証主義的認識論の立場。物質も精神も感覚的要素の複合であると主張。のちの論理実証主義の確立に影響を及ぼした。
マッハ‐すう【マッハ数】
流体中の物体の速さの音速に対する比。航空機やロケットなどの速度を示すのに用いる。マッハ数1は音速と等しい速さで、秒速約340メートル、時速約1225キロメートル。記号M マッハ。
マッハのきょうふ【マッハの恐怖】
柳田邦男によるノンフィクション。全日空ボーイング727型機墜落事故など、昭和41年(1966)に続発した航空機事故の原因を追究した作品。NHK記者時代の昭和46年(1971)に刊行され、ベストセ...