あおのほのお【青の炎】
貴志祐介のミステリー小説。平成11年(1999)刊。平成15年(2003)、蜷川幸雄の監督で映画化。
あかいきおく【緋い記憶】
高橋克彦の短編小説。主人公の隠された記憶が徐々に明かされていくミステリー。平成3年(1991)刊。同年、第106回直木賞受賞。
あかかぶけんじ【赤かぶ検事】
和久峻三による推理小説のシリーズ名。赤かぶ検事こと柊茂が活躍する法廷ミステリー。第1作「疑わしきは罰せよ」は昭和51年(1976)の刊行。シリーズ作品は100作を超える。映像化作品も多い。
あなたからのがれられない【あなたから逃れられない】
小池真理子のミステリー小説。昭和60年(1985)刊。
あんこくこくち【暗黒告知】
小林久三の長編小説。昭和49年(1974)発表。同年、第20回江戸川乱歩賞を受賞。足尾銅山鉱毒事件を背景とするミステリー。
あんさつのもり【暗殺の森】
古川薫の小説。昭和56年(1981)刊。幕末の青年公家、中山忠光の死を巡る歴史ミステリー。
アンチ‐ミステリー
《(和)anti+mystery》推理小説の枠組みや構造そのものを作中で扱うメタミステリーや、従来の推理小説のあり方を否定するような、実験的な推理小説。夢野久作の「ドグラマグラ」や、中井英夫の「...
いしのらいれき【石の来歴】
奥泉光のミステリー小説。平成5年(1993)発表。同年、第110回芥川賞受賞。
イブのじだい【イブの時代】
多岐川恭のSFミステリー小説。昭和36年(1961)刊行。
いや‐ミス【嫌ミス】
《多く「イヤミス」と書く》俗に、悪意に満ちた人物が描かれたり、救いのない結末を迎えたりして、嫌な気持ちになるが、かえってそこが作品の魅力となっている推理小説(ミステリー)のこと。