ゆう‐あかり【夕明(か)り】
夕暮れに残る明るさ。日が沈んだあとの明るさ。残照。
ゆう‐あがり【夕上がり】
漁師のとった魚がその日の夕方市場に出ること。また、その魚。「肴(さかな)は宮の—を荷(にな)ひつれ」〈鶉衣・謝無馳走辞〉
ゆう‐あく【優渥】
[名・形動]ねんごろで手厚いこと。また、そのさま。「同胞兄弟は、皆聖慮の—なるに感泣し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ゆう‐あさり【夕漁り】
夕方に餌(え)をあさること。「—鴫の目はやく鷺鈍し」〈暁台句集〉
ゆう‐あらし【夕嵐】
夕方に吹く強風。
ゆう‐あん【幽暗/幽闇】
[名・形動]暗く、かすかなこと。また、そのさま。「夕とも昼ともつかぬ一種—な世界の中に」〈荷風・ふらんす物語〉
ゆうあん‐やき【幽庵焼(き)/柚庵焼(き)】
醤油・酒・みりんにユズなどの柑橘(かんきつ)類の輪切りを浸した調味液を、魚などにつけて焼くこと。また、その料理。 [補説]考案者の茶人、北村幽庵の名からという。
ゆう‐い【有位】
位階をもっていること。
ゆう‐い【有為】
[名・形動]能力があること。役に立つこと。また、そのさま。「—な(の)人材」
ゆう‐い【有意】
1 意味のあること。意義のあること。 2 統計上、偶然ではなく必然である可能性があると推測されることをいう。 [補説]有意水準(普通は5パーセント)未満の場合にいう。→有意水準 3 そうする意志...