いちや‐づけ【一夜漬(け)】
1 一晩だけ漬けた漬物。早漬け。「蕪(かぶ)の—」 2 間に合わせに一晩で急いで準備した仕事や勉強。「—の試験勉強」 3 歌舞伎などで、世間で評判になった事件をすぐ脚色し、上演すること。また、そ...
いちや‐づま【一夜妻】
《一夜だけの妻の意》遊女。娼婦。ひとよづま。
いちや‐どうふ【一夜豆腐】
冬の寒い屋外に一夜置いて作る凍り豆腐。一夜凍り。
いちや‐ひゃくしゅ【一夜百首】
漢詩・和歌などを一夜に100種の題目で100首詠むこと。題目を定めない場合もある。
いちや‐ぼし【一夜干し】
軽く塩を振った魚などを、一晩外気に当てて干すこと。また、そのもの。
ひと‐よ【一夜】
1 ひとばん。いちや。「—の夢」 2 ある晩。「秋の—、友と酒を酌み交わす」 3 一晩中。よもすがら。「—泣き明かす」
ひとよ‐ぐさ【一夜草】
スミレの別名。
ひとよ‐ざけ【一夜酒】
《一夜のうちに熟成するところから》甘酒。いちやざけ。《季 夏》「御仏に昼そなへけり—/蕪村」
ひとよ‐たけ【一夜茸】
ナヨタケ科のキノコ。庭や畑に群生し、高さ6〜12センチ。灰白褐色で、胞子が熟すと傘が黒くなって溶ける。ごく若いものは食用になるが、酒といっしょに食べると中毒する。
ひとよ‐づま【一夜妻/一夜夫】
1 (一夜妻) ㋐一晩だけ関係を結んだ相手の女性。また転じて、遊女・娼婦。いちやづま。 ㋑織女星。 2 (一夜夫)一晩だけ関係を結んだ相手の男性。「我が門に千鳥しば鳴く起きよ起きよ我が—人に知ら...