いち‐じょう【一条】
1 ひと筋。1本。「—の光」「—の活路を見いだす」 2 箇条書きのひとくだり。文章の中の一節。一条項。「—の注意書き」 3 ある一つの事柄。一つの事件。一件。「話題がその—に及ぶ」「巧に件の不都...
いちじょう【一条】
平安京の条坊の一。また、東西に通じる大路の名。一条大路。
いちじょう【一条】
五摂家の一。鎌倉初期、九条道家の三男実経が京都一条に住んだのに始まる。
いちじょう‐こう【一条校】
学校教育法第一条にある、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校・大学・高等専門学校をいう。→専修学校 →各種学校
いちじょうせっしょうぎょしゅう【一条摂政御集】
藤原伊尹の私家集。194首を収める。成立年、自撰・他撰の別は未詳。冒頭41首は下級官人を主人公とする恋物語風のまとまりになっており、この部分は晩年の伊尹の自撰である可能性が高いとされる。
いちじょう‐どおり【一条通り】
京都市上京区を東西に走る道路。京都御所西方、中立売(なかだちうり)通り北側の小路。平安京の一条大路にあたる。
いちじょう‐べんぽう【一条鞭法】
中国、明代後期から清代初期にかけて行われた賦役(ふえき)徴収法。別々に割り当てていた賦と役を一つにまとめて銀で徴収し、簡素化と増収を図った。
いちじょう‐もどりばし【一条戻橋】
京都市上京区の、堀川に架かる橋。平安京の最も北にあたる一条通りに、洛中と洛外を分ける橋として架けられた。何度も作り直され、現在の橋は平成7年(1995)に架けられたもの。渡辺綱が鬼の腕を切り落と...
ひと‐すじ【一筋/一条】
[名] 1 細長い物の1本。一条。「—の髪の毛」「—伝わる涙」 2 一門。一族。「多くはただこの九条殿の御—なり」〈大鏡・師輔〉 [形動][文][ナリ] 1 ただ一つのことに心を傾けるさま。...
ひとすじ‐しまか【一条縞蚊】
ヤブカの一。ヤブカ属の昆虫で体長約3ミリ。体は黒色で白い縞があり、胸部の正中線に沿って一本の白い筋が入る。東南アジアを中心に分布、日本では青森県以南に生息し、日中活動する。デング熱や西ナイル熱な...