さが‐りゅう【嵯峨流】
1 築庭の一派。夢窓疎石が祖とされ、天竜寺の庭を範とする。 2 浄土宗の一派。西山派に属し、浄金剛院(じょうこんごういん)の開山、道観を祖とする。現在は途絶。 3 和様書道の流派の一。京都嵯峨の...
しじょう【四条】
姓氏の一。藤原北家の一流。左大臣魚名(うおな)の子孫隆季(たかすえ)が四条大宮に邸宅を構えたところからの名。その宗家は、代々包丁家として料理を業とした。 [補説]「四条」姓の人物四条隆資(しじょ...
しの‐りゅう【志野流】
香道の一流派。志野宗信を始祖とする。
しゃみ‐せん【三味線】
1 日本の弦楽器の一。四角形で扁平な木製の胴の両面に猫または犬の皮を張り、胴を貫通してのびる棹(さお)に3本の弦を張ったもの。ふつう、いちょう形の撥(ばち)で弾く。棹の太さによって太棹・中棹・細...
シュプレマティスム【(フランス)suprématisme】
《「シュプレマティズム」とも》1913年ごろロシアで起こった芸術運動。抽象芸術の一流派で、単純な幾何学模様による造形を行った。内面性や精神性を表現するカンディンスキーらの「熱い抽象」に対して、「...
しんかんかく‐は【新感覚派】
大正末期から昭和初期の文学の一流派。雑誌「文芸時代」によった新進作家のグループをさす。外部の現実を主観的に把握し、知的に再構成した新現実を感覚的に創造しようとした。横光利一・川端康成・中河与一・...
しんぎこう‐は【新技巧派】
大正初期の文学の一流派。芥川竜之介・菊池寛・久米正雄ら第三次・第四次「新思潮」の同人を中心とする作家に対する称。理知的な技巧を重視し、主題の鮮明な作風を示した。新理知派。
しん‐しょう【紳商】
教養・品位を備えた一流の商人。「今は—とて世に知られたる…如きも」〈蘆花・不如帰〉
しんとう‐りゅう【神道流】
室町時代におこった兵法の一流派。下総(しもうさ)国香取の飯篠長威斎の創始という。分派が多い。天真正伝神道流。
ジェスチャー【gesture】
《「ゼスチャー」「ゼスチュア」とも》 1 身振り。手振り。しぐさ。「—をまじえて話す」 2 見せかけだけの態度・振る舞い。思わせ振り。振り。「あの居直りは彼一流の—だ」