しめ・す【湿す】
[動サ五(四)] 1 水分を少し与える。しめらす。「ガーゼを—・して傷口をふく」「のどを—・す」 2 筆に墨をつける。転じて、手紙を書く。「一筆—・しまいらせ候」 3 水でぬらして火を消す。灯火...
しょ‐ひつ【初筆】
1 物を書く場合の、最初の一筆。 2 「しょふで(初筆)」に同じ。
だんじょ‐ほう【断叙法】
修辞上で、接続の関係を示す語を省くなどして、文章の力を強めたり、余韻をもたせたりする法。例えば「一筆啓上、火の用心、おせん泣かすな、馬肥やせ」の類。⇔接叙法。
ちせき‐ちょうさ【地籍調査】
一筆(土地登記簿の一区画)ごとの土地の、所有者・地番・地目・境界を確認し、面積を測量し、正確な地籍図・地籍簿を作る調査。市町村など地方公共団体が行う。→地籍
ち‐ばん【地番】
土地登記簿の登記事項の一つで、土地一筆(いっぴつ)ごとにつけられる番号。
とり‐いそぎ【取(り)急ぎ】
《「取り急ぐ」の連用形。副詞的に用いて》「いそぎ」を強めていう語。手紙文に用いる。「—一筆申し上げます」
ひき‐かえ・す【引(き)返す】
[動サ五(四)] 1 進んできた道をもとへ戻る。ひっかえす。「途中で—・す」 2 もとの状態に戻る。昔のようになる。「まだ(琴ノ)調べも変はらず、—・し、その折、今の心地し給ふ」〈源・松風〉 3...
ひっ‐かい【筆界】
不動産登記法に基づき、地番を付けられた一筆の土地と隣接する土地との境。公法上の土地の境。土地所有権の境と異なることがある。
ひつ【筆】
[音]ヒツ(漢) [訓]ふで [学習漢字]3年 〈ヒツ〉 1 ふで。一般に、文字を書く道具。「筆硯(ひっけん)/鉛筆・擱筆(かくひつ)・硬筆・紙筆・執筆・朱筆・石筆・鉄筆・毛筆・万年筆」 2 ...
ひとふで‐え【一筆絵】
筆継ぎをせずに一気に描き上げた絵。一筆書きの絵。いっぴつが。