ちょう【丁】
[名] 1 2で割り切れる数。偶数。特に、さいころの目の偶数。「—か半か」⇔半。 2 市街地を分けたもの。町。「銀座八—」→丁目 3 「町(ちょう)2」に同じ。「頂上まで五—」 4 ⇒てい(丁...
ちょう【丁】
[音]チョウ(チャウ)(呉) テイ(漢) [訓]ひのと [学習漢字]3年 〈チョウ〉 1 偶数。「丁半」 2 とじた紙の一葉。「丁数/落丁・乱丁」 3 物が打ち当たる音を表す語。「丁丁発止」 ...
ちょう【挺/梃/丁】
[接尾]助数詞。 1 銃・槍(やり)・鋤(すき)・鍬(くわ)・艪(ろ)・ろうそく・墨・三味線など、細長い物を数えるのに用いる。 2 輿(こし)・駕籠(かご)・人力車など、乗り物を数えるのに用いる...
ちょう‐あい【丁合(い)】
書籍などの製本で、印刷された折丁(おりちょう)を1冊になるようページ順に集める作業。手丁合いと機械丁合いがある。
ちょう‐ぎん【丁銀/梃銀】
江戸時代の銀貨の一。海鼠(なまこ)形で、豆板銀とともに、計量して使用された。「常是」「宝」の字および大黒像の極印(ごくいん)がある。銀丁。
ちょう‐こう【丁香】
チョウジの花のつぼみ。漢方で健胃・駆風薬などに用いる。
ちょうこう‐ゆ【丁香油】
⇒丁子油
ちょう‐じ【丁子/丁字】
1 フトモモ科の常緑高木。芳香があり、葉は楕円形で両端がとがる。筒状の花が房状に集まってつき、つぼみは淡緑色から淡紅色になり、開花すると花びらは落ちる。つぼみを乾燥したものを生薬や香辛料にし、ま...
ちょうじ‐あぶら【丁子油】
チョウジのつぼみ・葉などを水蒸気蒸留して得られる油。主成分はオイゲノール。香料・香辛料・薬料として用いる。クローブオイル。丁香油。ちょうじゆ。
ちょうじ‐いろ【丁子色】
チョウジのつぼみの煮汁で染めた黄茶色。