かよ‐ちょう【駕輿丁】
身分の高い人の駕籠(かご)や輿(こし)を担ぐ役の者。こしかき。「俄(にはか)の事にて—も無かりければ」〈太平記・二〉
ぎんざはっちょう【銀座八丁】
武田麟太郎の中編小説。銀座のバーを舞台とする群像劇で、昭和9年(1934)8月から10月にかけて朝日新聞に連載。同名の作品集は昭和10年(1935)刊。
くち‐はっちょう【口八丁】
[名・形動]口が達者なこと。また、その人や、そのさま。口巧者(くちごうしゃ)。→八丁
くちはっちょう‐てはっちょう【口八丁手八丁】
[名・形動]しゃべることもやることも達者なこと。また、そのさま。口も八丁手も八丁。手八丁口八丁。「—な男だけに世渡りがうまい」
口(くち)も八丁(はっちょう)手(て)も八丁(はっちょう)
「口八丁手八丁」に同じ。
けん‐ちょう【見丁】
御修法(みしほ)のとき、花香・乳木(にゅうもく)を取り出す僧の役名。
ごく‐てい【獄丁】
「獄卒(ごくそつ)1」に同じ。
さしみ‐ぼうちょう【刺(し)身包丁】
刺身をつくるのに使う包丁。刃の幅が狭くて長い、片刃の包丁。
さんとく‐ぼうちょう【三徳包丁】
文化包丁のこと。肉・魚・野菜の三つを扱えることからの名称。
し‐ちょう【廝丁】
律令制で、仕丁(じちょう)のうち実働に従う直丁(じきちょう)のために薪水を用意した者。してい。