きょうと‐ごさん【京都五山】
京都にある臨済宗の五大寺。南禅寺を別格とし、その下に天竜寺・相国寺(しょうこくじ)・建仁寺・東福寺・万寿寺が位置する。室町時代、足利義満の時に定められた。
じっ‐せつ【十刹】
臨済宗で、五山に次ぐ寺格の10の寺院。日本でも、南宋の制に従って興国3=康永元年(1342)に定めたが、その後変動があった。元中3=至徳3年(1386)に、京都十刹の等持寺・臨川(りんせん)寺・...
まんじゅ‐じ【万寿寺】
京都市東山区の東福寺内にある臨済宗の寺。山号は、京城山。永長2年(1097)白河上皇が皇女藤原媞子の遺宮を仏寺として六条御堂と称したのに始まる。正嘉年間(1257〜1259)に禅寺となり、万寿寺...
まんじゅじ‐どおり【万寿寺通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。五条通り北側の小路で、名は万寿寺があったことによる。全長約2.7キロ。