ばん‐さく【万策】
できるかぎりのあらゆる手段・方法。「—尽きはてる」
ばん‐ざい【万歳】
[名](スル)《古くは「ばんぜい」。「ばんざい」は近代以降の読み方》 1 祝いや喜びの気持ちを込めてを唱えること。多く、威勢よく両手を上げる動作を伴う。また、その動作のこともいう。「—を三唱...
ばんざい‐クリフ【万歳クリフ】
《クリフは崖の意》サイパン島北部にある岬、プンタンサバネタの通称。高さ約80メートルの断崖。第二次大戦中の昭和19年(1944)、米軍の降伏勧告に応じなかった日本兵や民間人が、「天皇陛下万歳」と...
ばんざい‐じけん【万歳事件】
三・一独立運動の俗称。
ばんざい‐ばん【万歳旛】
《「ばんぜいばん」とも》「万歳」の文字を表面にしるした旗。平安時代以来、朝賀の式や即位の儀に用いられた。万歳旗。
ばん‐し【万死】
1 生命の助かる見込みがないこと。また、命を投げ出すこと。「—を恐れず」 2 何度も死ぬこと。「罪、—に値する」
ばんし‐いっしょう【万死一生】
助かる望みのない危険な状態。また、その状態から、かろうじて助かること。「酷い熱病に罷って、—の幸を得た其とき」〈福沢・福翁自伝〉
万死(ばんし)の中(うち)に一生(いっしょう)を◦得(え)る
非常に危険な状態から、かろうじて命が助かる。万死一生。九死に一生を得る。
ばん‐しゃ【万謝】
[名](スル) 1 厚く感謝すること。「—の念」「好意—す」〈独歩・愛弟通信〉 2 深くわびること。「過失を—する」
ばん‐しょ【万庶】
多くの人民。万民。「法皇の政徳は…—を哀れんで其源を澄し」〈盛衰記・一一〉