足駄(あしだ)を履(は)いて首(くび)っ丈(たけ)
《「くびったけ」を強めた言い方。足駄をはいても首のあたりまで深みにはまる意から》異性にほれ込んで夢中になること。
あり‐たけ【有り丈】
《「ありだけ」とも》 [名]「ありったけ」に同じ。「—の懐中物を帯の間から取出して見ると」〈有島・或る女〉 [副]「ありったけ」に同じ。「白い髯を—生やしているから年寄と云う事だけは別(...
ありっ‐たけ【有りっ丈】
《「ありたけ」の音変化》 [名]あるだけ全部。「—の声を張り上げる」「資金の—をつぎ込む」 [副]可能な限り多く。できるだけ。思う存分。「力を—出す」
いき‐たけ【裄丈】
「ゆきたけ」の音変化。「—知れたる猟師一人」〈浄・浦島年代記〉
いしん‐じょ【石ん丈/石ん千代】
石のように堅いこと。また、その人。頑固者。律義者。「ててご様は隠れもない—なり」〈浄・寿の門松〉
い‐たけ【居丈】
《「いだけ」とも》座っているときの背の高さ。座高。「—の高く、を背長(せなが)(=胴長)に見え給ふに」〈源・末摘花〉
えり‐たけ【襟丈】
和服で、一方の襟先から他方の襟先までの長さ。または、襟肩から襟先までの長さ。
おもい‐の‐たけ【思いの丈】
思うことのありったけ。特に、恋い慕う気持ちのすべて。思いの限り。「—を打ち明ける」
かん‐じょう【函丈】
《「礼記」曲礼上の「席の間丈(ぢゃう)を函(い)る」から。師から1丈も離れて座る意》師または目上の人に出す書状の脇付(わきづけ)とする語。
がく‐じょう【岳丈】
妻の父。岳父(がくふ)。岳翁(がくおう)。