さん‐しょ【三所】
《「さんじょ」とも》 三つの場所。3か所。「—の権扉(けんぴ)をおしひらき給へり」〈平家・七〉 「三所権現(さんしょごんげん)」の略。
さんしょ‐ごんげん【三所権現】
⇒熊野三所権現(くまのさんしょごんげん)
み‐ところ【三所】
三つの所。3か所。
みところ‐ぜめ【三所攻め】
相撲のきまり手の一。相手の両足と胸の3か所を同時に攻める技。足を掛け、残る足を取り、胸に頭をつけて浴びせ倒す。
みところ‐どう【三所籐】
弓の籐の巻き方の一。上下の鏑籐(かぶらどう)および矢摺籐(やすりどう)の3か所を巻くこと。また、3か所ずつ寄せていくつか巻いたもの。
みところ‐もの【三所物】
刀剣の付属品である目貫(めぬき)・笄(こうがい)・小柄(こづか)の称。江戸時代、同じ意匠の揃(そろ)いが尊重され、後藤家彫は有名。