さん‐まい【三枚】
1 紙・布・板など、薄く平たいもの三つ。 2 「三枚下ろし」に同じ。「—におろす」
さんまい‐おろし【三枚下ろし】
魚を料理するとき、頭を落とし、上身・下身の片身二枚と中骨に切り離すこと。三枚。
さんまい‐かぶと【三枚兜】
錏(しころ)が三枚の板からなる兜。三枚錏の兜。
さんまい‐がさね【三枚重ね/三枚襲】
3枚重ねて着るようにした一組みの小袖。
さんまい‐がた【三枚肩】
一挺(ちょう)の駕籠(かご)に三人がつき、二人ずつ交代で担ぐこと。三枚。
さんまい‐ガルタ【三枚ガルタ】
カルタ賭博(とばく)の一。めくりカルタのうち、一から十までの札40枚を用い、順にめくって手札との3枚の合計の末尾の数字が九に最も近い者を勝ちとするもの。
さんまい‐がわ【三枚革】
鎧(よろい)の札(さね)の重ね方の一。小札(こざね)といため革3枚とを交互に重ねて厚くおどしたもの。
さんまい‐ざさ【三枚笹】
紋所の名。笹の葉3枚を組み合わせてまるく図案化したもの。
さんまい‐にく【三枚肉】
牛肉・豚肉などの、肋骨(ろっこつ)についた肉。脂(あぶら)と肉が3枚重なったように見えるところからいう。ばら肉。
さんまい‐め【三枚目】
1 歌舞伎の役柄で、道化方(どうけがた)のこと。看板や番付で3番目に名が書かれたところからいう。転じて、演劇・映画などでこっけいな役をする俳優。道化。ちゃり。→二枚目 2 《1から転じて》こっけ...