じょう‐りん【上林】
「上林苑」に同じ。 《上林苑の果実の意から》くだもの。果実。酒を下若(かじゃく)というのに対する語。
じょうりん‐えん【上林苑】
中国、長安の西方にあった大庭園。秦の始皇帝が創設し、漢の武帝が拡張した。周囲約150キロに及び、内に苑36、宮12、観25を設け、世界の珍獣・奇草を集めたという。
じょう‐ろう【上﨟】
《「﨟」は僧侶の夏安居(げあんご)修行の回数を数える語》 1 修行の年功を積んだ高僧。⇔下﨟。 2 地位・身分の高い人。⇔下﨟。「右衛門督殿(うゑもんのかみどの)の上(かみ)に着き給ふ—は一人も...
じょうろう‐にょうぼう【上﨟女房】
身分の高い女官。御匣殿(みくしげどの)、尚侍(ないしのかみ)、二位・三位の典侍(ないしのすけ)、また、大臣の娘または孫娘で禁色(きんじき)を許された女房など。
じょうろう‐の‐ずいじん【上﨟の随身】
天皇より賜る随身のうち、近衛府の官人と番長。近衛舎人を下﨟の随身というのに対する。→番長
じょうろ‐きょう【上路橋】
通路が主構造の上側にある形式の橋。ラーメン橋など。→下路橋(かろきょう)
じょう‐わん【上腕】
腕の、肩とひじの間の部分。上膊(じょうはく)。二の腕。
じょうわん‐こつ【上腕骨】
上肢骨のうち、肩からひじまでの管状骨。上部は肩甲骨と肩関節をつくり、下部は前腕骨と肘(ちゅう)関節をつくる。上膊骨(じょうはくこつ)。
じょうわんこつじょうか‐えん【上腕骨上顆炎】
⇒テニス肘
じょうわん‐さんとうきん【上腕三頭筋】
上腕の後ろ側の大きな筋肉。肩甲骨・上腕骨・尺骨についており、肘(ちゅう)関節を伸展させ、手関節を内転および伸展させる。トライセプス(triceps)。