お‐はした【御半下/御端】
奥方や姫君に仕えて、雑用をする女。おすえ。はしため。「—は宮重(みやしげ)二本ひんまくり」〈柳多留拾遺・二〉
お‐ひざもと【御膝下/御膝元】
1 貴人のおそば。 2 天皇や将軍などのいる土地。首都。「幕府の—を騒がす」 3 権力者の直接の支配下。「家元の—で起こった不祥事」
おび‐した【帯下】
1 帯を締める腰の辺り。 2 帯を締める位置から足首までの長さ。主に袴(はかま)の丈にいう。 3 掻取(かいどり)を着るときに使う小袖。
おめみえ‐いか【御目見以下】
江戸時代、将軍直参(じきさん)の武士で、将軍に謁見する資格のない者。御家人がこれに相当する。→御目見以上
おん‐きか【御机下】
「机下」に同じ。医療業界でよく使われる語。ごきか。
か【下】
[接尾]名詞に付いて、そういう状態のもとにある、その中でのことである意を表す。「戦時—」「意識—」
か【下】
[音]カ(漢) ゲ(呉) [訓]した しも もと さげる さがる くだる くだす くださる おろす おりる [学習漢字]1年 〈カ〉 1 空間的位置関係の低い方。「下部・下方/階下・眼下・地下...
かい‐か【階下】
1 階段の下。きざはしのもと。⇔階上。 2 2階以上の建物で、下の階。⇔階上。
かい‐もと【垣下】
《「かきもと」の音変化》饗宴(きょうえん)のとき、正客以外の相伴(しょうばん)の人。また、その座。えんが。
かかあ‐でんか【嚊天下】
一家の中で妻が夫よりも強い権力を振るっていること。⇔亭主関白。