不審(ふしん)を打(う)・つ
疑いを示す。疑わしい点をはっきりさせようとする。不審を立てる。「『大変帰りが遅いようじゃないか』…とうとう叔母がこんな—・ち始めた」〈谷崎・続悪魔〉
不審(ふしん)を立(た)・てる
「不審を打つ」に同じ。「良人の—・つれば、何うも心悪う御座んすからとて」〈一葉・われから〉
ふ‐せん【付箋/附箋】
疑問や注意すべき事柄などを書いてはりつける小さな紙片。また、目印にはる紙。付け紙。不審紙。
ぶつり‐セキュリティー【物理セキュリティー】
侵入者や不審物など、物理的な危険に対処するセキュリティー。特に、コンピューターセキュリティーにおける物理的な安全対策のこと。機密情報などを保管する施設への入退室管理システムや、映像監視システムな...
ぼうはん‐じゃり【防犯砂利】
上を歩くと、こすれ合って大きな音を立てる砂利。家屋の周辺などに敷き、不審者が近づくのを防ぐ。
ぼうはんたてもの‐ぶひん【防犯建物部品】
国土交通省・経済産業省・警察庁などの関係省庁と業界団体との合同会議で定めた認定基準に適合する、防犯性能の高い扉・窓・錠・シャッターなど。不審者の侵入を5分間防ぐなどの条件をクリアする必要がある。...
ボディー‐スキャナー【body scanner】
衣服の内側に不審物を隠し持っていないかを確認する装置。ミリ波・テラヘルツ波などの電磁波を身体に照射するアクティブタイプと、人体が発する電磁波を検知するパッシブタイプがあり、透過型X線や金属探知機...
みせかけ‐だいじん【見せ掛け大尽】
金持ちのように見せかけること。また、その人。「さてこそ不審はるの日の、長ういらぬは—」〈浄・五枚羽子板〉
みち‐うら【道占】
「辻占(つじうら)」に同じ。「心もとなく不審に覚えて、—とはんとて」〈沙石集・一〇本〉
み‐とが・める【見咎める】
[動マ下一][文]みとが・む[マ下二] 1 悪事や欠点などを見てそれを非難する。また、見て不審に思い問いただす。「管理人に—・められる」 2 見つける。また、見てそれと知る。「お嬢さんのひとりが...