感情(かんじょう)を害(がい)・する
不愉快な気分になる。また、いやな思いをさせる。気分を悪くする。「あらぬ疑いをかけられてすっかり—・する」
噛(か)んで吐(は)き出(だ)すよう
不愉快そうに、ぶっきらぼうに物を言うさま。「そっぽを向いて—に答える」
きき‐ぐるし・い【聞(き)苦しい】
[形][文]ききぐる・し[シク] 1 聞いていて不愉快である。聞くにたえない。「—・い言い訳ばかりをする」 2 聞き取りにくい。聞きづらい。「雑音が入って—・い」
きげん‐なおし【機嫌直し】
機嫌の悪いのを直すこと。不愉快な気分を変えること。また、そのためのもの。
き‐ざかい【気逆ひ】
[名・形動ナリ]不愉快なこと。気に入らないこと。また、そのさま。「互ひの誤り—なる事をこらゆることあるべからず」〈どちりなきりしたん・一〇〉
北向(きたむ)きの鬼面(きめん)
陰気でひどく不愉快そうな顔つきのたとえ。
気(き)を悪(わる)く◦する
不愉快な気分になる。機嫌を悪くする。「心ない言葉に—◦する」
きん‐せん【琴線】
1 琴の糸。 2 心の奥深くにある、物事に感動・共鳴しやすい感情を琴の糸にたとえていった語。「心の—に触れる言葉」 [補説]2は、「琴線に触(ふ)れる」で成句となり、良いものに感銘を受ける意で使...
口(くち)に◦する
1 口に入れる。飲み食いする。また、口にくわえる。「朝から何も—◦していない」 2 言葉に出して言う。話す。「—◦するのも不愉快な話」
こころ‐う・し【心憂し】
[形ク] 1 つらく苦しい。情けない。「かくおぼされぬると思ふに身も—・くて」〈和泉式部日記〉 2 不愉快だ。おもしろくない。「恥ぢがましく—・き事のみありて」〈徒然・一七五〉