にがにが‐し・い【苦苦しい】
[形][文]にがにが・し[シク]非常に不愉快である。「—・く思う」 [派生]にがにがしげ[形動]にがにがしさ[名]
にが‐み【苦み/苦味】
1 苦いこと。苦い味。苦い度合い。「—の強いコーヒー」 2 不愉快な心持ち。つらい心情。「万の感情はさらりと消えて、唯—のみ残りしなり」〈蘆花・不如帰〉 3 渋さを含んでひきしまった感じのするこ...
苦虫(にがむし)を噛(か)み潰(つぶ)したよう
ひどくにがにがしい顔をするようす。不愉快そうな顔つき。
にがり‐き・る【苦り切る】
[動ラ五(四)]きわめてにがにがしく思う。ひどく不愉快な顔つきをする。「連戦連敗で—・る」「—・った表情」
にが・る【苦る】
[動ラ四]にがにがしく思う。不愉快なようすをする。「笑ひつる人も—・りてぞ見えける」〈沙石集・三〉
鼻持(はなも)ちなら◦ない
言語や行動ががまんできないほど不愉快である。「—◦ないきざな男」
ふ‐かい【不快】
[名・形動] 1 いやな気持ちになること。不愉快であること。また、そのさま。「—を覚える」「—な気分」「—感」 2 気分のすぐれないこと。病気。不例。
ふかい‐かん【不快感】
不愉快に思う気持ち。病気などで、快適でない感じ。「—をあらわにする」「—をつのらせる」「—が軽減される」
ふかい‐ご【不快語】
見たり聞いたりすると、不愉快な気持ちになる言葉。不快感を与える言葉。
ふ‐へい【不平】
[名・形動]納得できず不満であること。また、そのさま。「しかられて—な顔をする」「—たらたら」 [用法]不平・不満・不服——「交渉の結果に不平(不満・不服)をもらす」では三語とも用いられる。◇「...